続!続片倉小十郎日記~詰所解放ファイナル、一日目!~


皆様、ご無沙汰いたしており申す!

片倉小十郎景綱に御座りまする!!

いやぁ~、ブログを書くのは一体何か月ぶりに御座りましょうか?

そもそも伊達軍の出陣自体もめっきり減ってしまいましてな、それがしは政宗様共々少々ふて腐れて…もとい我らの出陣は何時なのかと、そろそろ居ても立っても居られぬ気分に御座りました。

そんな中で久方ぶりの上杉神社への出陣、そして詰所解放と。

俄然、気合も気合も入ろうかと申すもの!

政宗さまもそれがし同様、御自身の出番を待ち焦がれて御出でに御座られた由。

ご覧あれ、この高ぶった気持ちを全身で表される政宗様の御姿を!!

政宗2おおっ、全身から発せられるこの威圧感

周囲のお客人も思わず後ずさる。

これぞ奥州王の威勢、面目躍如と申すべきか。さすがは政宗様、刀も抜かずに一瞬で周囲を飲んでしもうたわ!!

伊達主従この日はそれがし、久しぶりに政宗様と共に上杉神社こと米沢城址に出陣が叶い、大変嬉しゅう御座りました!!

またこうして主従揃って皆様にお目見え致しとう御座りまするなぁ。

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さて、上杉神社にて謙信公に挨拶を致した後、我らは愛の武将隊詰所へと場所を移し、ご来所下さるお客様のおもてなしを致し申した。

この日の詰所解放おもてなしでの様子は、先日政宗様がブログにて触れて御座りまするが、それがしからも少々書き綴らせて頂きとう御座りまする。

先だって矢張り最上殿がブログにて、

「『長谷堂の戦い(詰所特別編)/九月十五日』を今一度皆に披露致す

とおっしゃって御座りましたが、告知通りに一月末日披露致したこの演目を今一度演じる事と相成り申した。

御覧になられていない方の為に少々それがしからこの演武の補足をば致しとう御座りまする。

物語は慶長出羽合戦長谷堂の戦いにおける最上義光本陣(山形城西に流れる須川付近)と、当時伊達家の対上杉家の拠点であった北目城を舞台としており申す。

長谷堂の戦い(詰所特別編)/九月十五日 最上

大軍で押し寄せる上杉軍に対抗する為、伊達家に援軍の要請をした最上殿。

しかし伊達家…と申すより、政宗さまに対し、鮭延殿は不信感を拭い切れぬので御座った。

左様な鮭延殿に対し最上殿はこうおっしゃられた。

「あやつ(政宗さま)の身体に流れる、最上のを信じる」

と。

鮭延殿は最上殿の言葉を信じ、覚悟も新たに長谷堂城へと向かうので御座った。

長谷堂の戦い(詰所特別編)/九月十五日 伊達

一方、最上殿からの援軍要請を受けた政宗様の御心は揺れに揺れて御出でに御座った。

政宗さまのお母君がおわしまする山形城を救うべきか、伊達家の為あえて切り捨てるか…。

人の子としての情と、伊達家の頭領としての御立場に挟まれ御苦しみの政宗様にそれがしは非情なる決断を迫り申した。

「伊達家の御為、になられませ!」

………。

その後、政宗様が如何なされたか。

最上軍と上杉軍の戦の行く末は如何に。

To BeContinued

 

 

 

次回、慶長出羽合戦~長谷堂の戦い~ 第参話「鳴らない、退き銅鑼」

来週も御奉公御奉公!

………と、冗談はさておき。

内容は始めから終わりまで、どシリアス。

今一度皆様に披露致す機会があるか判りませぬが、それがし個人としてはまた演じてみとう御座りまする。

その時は皆様是非ぜひ観に来て下さりませ。

 

いやはや、久方ぶりの出番で長々と書き綴ってしまい申した。

最後に今期最後の出陣の告知をして仕舞いと致す。

3/29 第5期【愛】の武将隊 「上杉神社出陣ファイナル!!」

我々が活動の拠点としている米沢市の上杉神社に出陣致します。
第5期「上杉軍」最後のおもてなしとなります。
皆様のお越しをお待ちしております。

期日:3月29日(日)
おもてなし場所:上杉神社付近 ※悪天候の場合は伝国の杜ピロティ
時間:
11時00分から12時00分まで 参拝と写真撮影などのおもてなし
14時00分から15時00分まで 参拝と写真撮影などのおもてなし

出陣武将:上杉景勝、直江兼続、大国実頼、前田慶次

※予定が変更となる場合がございます。できるだけ早急にお知らせいたしますが、
不手際があった場合、ご了承願います。なお、詰所にお問合せ頂ければ幸いです。
【愛】の武将隊詰所 0238-22-7733

しからば是にて御免、さらばじゃ!!

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続!続片倉小十郎日記~詰所解放ファイナル、一日目!~ へのコメント

  1. サンドリヨン

    さすが伊達様!凄いオーラですね、( *^艸^)
    そう言えば・・・来月からNHKさんで、木曜時代劇枠で放送の前田慶次様のお話し・・・・。米沢時代が登場ですが、米沢で巡った慶次様縁の場所が思い出されて、その番組も楽しみにしています。原作は、あの天地人の原作者・・・・。先日亡くなられましたが、まだまだ映像化して欲しい作品もあります。またこれで、米沢に興味を持ってくれる方々が増えてくれる事を、私も遠くから願ってます。皆様の御活躍も・・・・。(*^^)v

  2. 初芽

    お久しぶりです。

    長谷堂、いつかまた披露していただけたらとても嬉しいです!
    今度こそ観に行きたいので!

    月末の上杉神社は行く事が出来そうなので、
    久方ぶりに皆様を拝見出来るのがとても楽しみです。

    また寒さが戻って来ていますので、
    皆様お身体ご自愛下さい。

  3. SAI

    小十郎様、先日は半年ぶりにお会いでき大変嬉しく、懐かしさすら感じるほどでした!ありがとうございました!
    あの秋祭りがずっと昔のような気がすることがあり、感覚は不思議なものだな…と思います。

    この度初めて「長谷堂の戦い 9月15日」を拝見しましたが、じっくりと武将の皆様の心情が描かれた演武で、勇ましい立ち回りは無いものの、武将の皆様の想いと覚悟が感じられ、とても見応えがあり素晴らしかったです!!
    ありがとうございました!!

    緊迫した雰囲気が漂い、本当にカッコ良かったな~‼
    皆様なら長谷堂の戦いを映画に出来るのでは!?…と、思うくらいです(笑)

    様々な切り口で、歴史だったり武将だったり、美味しい食べ物や美しい景色などなど、皆様を通して魅力を知ったり体験できる事が本当に多く、まさに皆様が山形おきたまへの様々な入り口になっていると思います。

    本当にいつもありがとうございます。

  4. あんみつ姫

    小十郎様
    詰所開放ファイナルお疲れ様でした。
    最上軍と伊達軍の「長谷堂の戦い」観とうございました。
    今までの「長谷堂の戦い」演武では激しい合戦の様子や殺陣が見所の一つでしたが
    今回演じられた「長谷堂の戦い」では「動」から「静」へと
    それぞれの心情や感情を交えてシリアスに演じられたのですね。
    皆様の新演武、またご披露して下さることを期待しております。
    おもてなし、有難うござりました。(-^〇^-)

    それではまたどこかでお会いできることを願ってさらばでござります。(^o^)/

  5. ゆうこ

    小十郎様、御無沙汰しております。
    久し振りに政宗様と共に米沢城へ。歴史好きには堪らない組合せにございますね。『独眼竜政宗』を全話見て伊達家と最上家の繋がりをより一層学ぶことが出来、益々歴史の勉強に歯止めが聞かぬ今日この頃。行きたい場所が多すぎて困っております(笑)小十郎様にお会いした時に伊達家所縁の地について沢山聞きたいと願っておりますよ。もちろん、美味しいスイーツ屋さんもね。
    さて、長谷堂の戦い。ドラマではほとんど触れられない戦い。最上義光歴史館のボランティアガイドさんに説明を受け少しは知識として身に付いた……とは到底思えぬ、まだまだ未熟な知識に自分としても腹立たしい限り。皆様の決死の戦いをしかと学ばなければと思っております。ということで、機会がありましたら皆様の長谷堂の戦い見てみたいです♪

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