お晩で御座る、最上義光であるぞ。
心配された台風3号も日ノ本には上陸せずに逸れた様じゃが、その影響で本日は南から暖かい空気が流れ込み、日本海側や西日本では気温が上昇し猛暑日や真夏日を記録したようじゃ。
一方、関東から東北の太平洋側では断続的な雨に悩まされておる。
此処、置賜米沢も気温は高かったが、やけに風が強かった!
なんとも極端な空模様じゃが、この状態、明日も続きそうだと言う事なので、各地の皆様お気をつけ下され。
さて、今宵の日記は前回からの続き、
【出羽山寺参拝記 後編】
・・・と思っておったのじゃが、どう考えてみても内容があり過ぎてたった2回で書ききれぬ。
故に、今回は
【出羽山寺参拝記 中編】に変更して書いて参る。
立石寺根本中堂で御本尊様を拝み、いざ、奥之院を目指そうと山門へと向かおうと・・・
我が御先祖様「清和天皇」の御宝塔がひっそりと佇んでおりました。
しかしこれを見た瞬間、この暑さの中、これから先の行程を想像し、山門をくぐるべきか否か・・・、我が心の中で葛藤が・・・
ワシは出羽山形初代藩主の最上義光じゃっ!
気弱な己に喝をいれ、意を決し山門をくぐると歴史を見せつけるかの様な古い石段が続いております。
先ず最初に目に入るのは「姥堂」、ここの本尊は奪衣婆(だつえば)の石像。ここから下は地獄、上が極楽という浄土口で、当時は近くの岩清水で心身を清めて、新しい着物を着て奥之院へと向かったそうじゃ。一つ一つの石段を登りながら己の欲望や汚れを浄化し、正しき人の道を目指したという。
「閑(しずけ)さや岩にしみ入る蝉の声」・・・、かの松尾芭蕉殿が当地にて詠んだ有名な句で御座るな。芭蕉殿が句を認めた短冊をこの地に埋めて、その上に立てたのだそうじゃ。
その、松尾芭蕉殿の像は山門をくぐる前の「宝物殿」のすぐ前に、弟子の曽良殿の像と並んで佇んでおりました。
さらに進むと、これは「弥陀洞」。少々判り難い画像じゃが、永い歳月の時間をかけて雨風が直立した岩を削り、ありがたい阿弥陀如来様の御姿を造り出した。1丈6尺(約4.8メートル)の御姿から「丈六の阿弥陀」とも言われ、初めて見た際に仏様の御姿に見ることが出来た人には、幸福が訪れると言われておるのじゃ。
皆様には仏様の御姿に見えますかな?
この辺りまで来ると、ひんやりとしたマイナスイオンたっぷりの山の空気と、時折、杉林を吹き抜けるそよ風で暑さも苦にならぬ。
更に石段を進むと、ただならぬ威圧感と迫力で目の前に立ち塞がるのが「仁王門」。
嘉永元年(1848)再建された欅で建てられた門で、左右に置かれた仁王尊像が「邪心をもつ者は此処から先を登ってはならぬ」と睨みつけておる。
この仁王門をくぐり更に登り進むと、正面あちらこちらに奇岩の岩場が表れて参ります。「釈迦が峰」と言う修行のための岩場で、とても危険な荒行場であったそうじゃ、そのため命を落とす者も多く、今では修行者以外の登山を禁じているとの事じゃ。
さて、仁王門を抜け、いよいよここから山寺の聖域に足を踏み入れて、その核心に迫るわけじゃが・・・
長くなったので本日はここまでと致そう。
【愛】の武将隊、これからの出陣予定じゃ!
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山形駅、米沢駅、上杉神社にお立ち寄りの際は気軽にお声掛け下され!
行き交う人々の波に飲み込まれながらも奥之院を目指すヨシアキ
非情な太陽は容赦なく刺すように照りつける
さらに強烈な風が砂塵を巻き起こし行く手を遮る
果たしてヨシアキは無事目的の場所に辿り着けるのか?
そしてそこでヨシアキが目にしたモノとは・・・・
次回
【出羽山寺参拝記 後編】
さぁ~て、次回も裟阿毘棲 裟阿毘棲~!
それ出羽
本日は此処迄
さらばじゃっ!!
ぎっくり腰のジャンボです。JR仙山線、山寺駅で下車し、さぁ行こう、写真を撮りに。が、雪。歩くのは、面倒だし…。そうこうしてるうちに、仙台行きの電車が来て、仙台に向かったのは、十五、六年前。今も昔も根性なしのジャンボでした。
歴史の本は、読んでましたが、仏教の本は…。
最上様今晩は。
こちらも暑く、東風が強いです。典型的なフェーン現象ですね。
おお!山寺に行かれたんですか!前から愛の武将隊様に行って欲しかったスポットなんですよね。去年の7月に私も行きましたよ。石段が急なんですよね。上から下界を見下ろすと恐ろしくなってくると思いません?
今回のブログで一番興味を抱いたのは弥陀洞ですね。自然にできた仏像!まさに自然の神秘ですね。私としては、少林寺の洞窟で壁に向かって座禅する達磨大師のように見えますね。禅宗のお寺に行くと大概掛け軸などがありますよね。
では、これから夜の座禅をします。
こんにちは!
はじめまして!
川西で初めて近くで観ました!
鎧兜、甲冑とかって黒くて怖いという印象でしたが、
皆様のは色とりどりで、明るい印象でした。
特に最上様の鉄棒?の握り手のオレンジは鮮やかで
もうそこばかり観てました。
武将隊は全くわかりませんが、応援します!
立石寺、私も行ってきました!とても急でヘトヘトになりましたが、
上がるにしたがって、涼しくて、厳かで心地良かったです。
後篇楽しみにしてます。
義光様☆こんばんは\(^O^)/
昨日は30℃越えらしく、今日は朝から不快指数が高くて仕事が捗らず憂鬱でした。山寺の涼しさ、マイナスイオンを浴びて、復活したい気持ちに駆られます(>_<)
まさかの中編!これは益々後編が待ち遠しいですね(*^_^*)そして、義光様のブログを参考に、も少し涼しくなったら、私も山寺の頂上を目指したいと思います(^^ゞ
週末、義光様お一人別出陣の模様ですが、頑張って下さいp(^^)q
出羽、またお会い出来る日まで
最上様
こんにちはヾ ^_^♪
「参拝記 中編」有難うござりまする。
緑が綺麗ですね。十何年前、山寺に行きましたが途中で諦めた思い出があります。
案内図で見ると山そのものが「山寺立石寺」なのですね。
芭蕉様の像やせみ塚があったり、でも厳かな「仁王門」や奇岩な岩場など
見所もいっぱいですね。
ブログで行った気になるのではなく、これは登ってみなければ御利益はないですね。
予告を読むと後編も期待させる内容になっております。(*´∀`*)
最上様の運命やいかに?裟阿毘棲、裟阿毘棲を楽しみに待ちたいと思いまする。
それ出羽、暑い日が続いておりますので
お身体にはくれぐれもお気を付けくださりませね。
またでござります。(^o^)/