お晩で御座る、最上じゃ!
今日から水無月じゃな、「水無月」は水の無い月ではなく、「水の月」という意味。
田んぼに水が入り、梅雨入りの時季でも御座るな、昨年の第4回さくらんぼ祭りと山形夏の陣の際の豪雨を思い出すのぉ。
さて、此度の日記は前回の予告通り、山形を訪れて下さる方々に、気軽に歴史に触れて頂ける観光スポットをご紹介申し上げる、第2弾!
今回は山形市内に残る「古戦場」。
我ら愛の武将隊がテーマにしておる、もうひとつの関ケ原「慶長出羽合戦 長谷堂の戦い」の舞台となった場所。
『長谷堂城址』じゃ!
慶長五年(1600年)、最上と上杉が激しい戦いを繰り広げた山形城の牙城、長谷堂城は、山形市内からほど近く、JR山形駅から長谷堂、長井方面行きバスでたったの15分ほど。
車なら東北中央道山形上山ICより国道13号に入り、県道170号を長井市方面へ。
バス停からも徒歩5分足らずで長谷堂城跡公園に到着。
どうじゃ、山形市内から意外と近いで御座ろう?
そうなのじゃ、それ故に、もし仮にここ長谷堂城を上杉に突破されていたら我が山形城は大変な状態に追い込まれておった。
まさに「最後の砦」を死守致したのじゃ。
公園駐車場では斯様な可愛らしい生垣達のお出迎えが待っておる。
自然の要塞と言われた山城・長谷堂城址は小高い山になっており、整備はされておりますが山道である事にはかわりなし。
散策なされる際は歩きやすい履物と、これからの季節は虫よけ対策は必要で御座る。
八幡口ふもとの看板のところに「杖」代わりのストックが用意されておりますので山道が不安な方はご利用下され。
この看板のところにはパンフレットも用意されておるので、事前に散策ポイントや攻略経路などの策を練るのがよろしかろう。
おっと、水分の準備もぬかりなき様に!ここの自販機が最後の給水ポイントじゃ。
所要時間は1時間から1時間30分くらいじゃな。
出羽、いざ出発!
幾度訪れても戦に赴く様な高揚感が御座る。
八幡様までの道はしっかり整備され、階段になっておるので楽々と進めます。
ここを過ぎると一気に景色や雰囲気が「山」な感じになって参るぞ。
流れる風と、揺れる美しい草花、四方からの鳥の囀りと山の匂いが相まって実に心地良い。
下界とは違う空気に包まれて過ごす時間は心が落ち着くものじゃな。
山道とは申せど急こう配など危険箇所は無く、お年寄りからお子様まで安心して散策できるやさしい道で御座る。
山頂の屋敷跡まで進む道の随所に城の名残の曲輪(くるわ)や土塁(どるい)などが見られ、解説札も設置されております。
子供たちの夏休みの体験学習や自由研究などにも良いかもしれぬのぉ。
さて、歩を進めこれより、いよいよ山頂を目指すところじゃが、長くなりそうなので今回はここまでに致そう。
次回後編は山頂からの眺めと城址周辺の合戦にまつわる史跡を紹介させていただく予定で御座る。
そうそう、山形県にお越しの際には
「山形日和。ぱすぽーと」を是非お忘れなく!
県内の参加加盟店で様々な特典が受けられ、スタンプラリーのポイントが貯まれば豪華景品が当たりますぞ!
来年、平成29年2月末まで期限はたっぷり!
まだお持ちでない方は、県内の主要観光施設や協会、各加盟店、JR各駅などで入手して下され。
本日はここまで!
城はほぼ、山ですね。仙台城、二本松城等々。会津鶴が城は例外的に街のど真ん中の平城。山は無し。よって、戊辰の戦いは、新政府軍にぼこぼこにされました。
長谷堂に、行くときはスーツはまずいですね。となると、僕の場合、会社の作業服になるかな。カジュアルな服、無いに等しいです。買えば良いだろう、なんですが、流行にうとくて。
最上様、こんばんは。
昨年のお祭りと夏の陣は豪雨だったんですね。
ヾ(゚д゚;)今年は雨女が訪れますが宜しいでしょうか・・・
晴れ武将様頼みでございますねw
長谷堂城址は緑深い場所にあるんですね。
ストックという雪国らしい心遣いにビックリです。
草花や風を愛でながら、のんびり自然と歴史を感じたいですね。
続編も楽しみにしております♪
義光様、こんばんは~。
緑で覆われた長谷堂城址の散策、面白そうですね!
殿の晴れ男パワーで雨は避けられましたか(^^
夏の陣では滝のように雨が降りましたが、今年はお天気もつと良いですね。
お写真いっぱいで嬉しいです♪
キレイな胡蝶花も咲いていますね、癒されました(’-’*)♪
最上様
お疲れ様です。
暫くご無沙汰している内に
水無月も早3日となりました。
続けての山形の歴史観光スポット情報、有り難うございます。
「長谷堂城址」は長井市に行く途中、
気になりながら横目で通り過ぎておりました。
お写真で見ると街の中の小高い山にお城があったのがはっきりわかりますね。
当時の激しい戦いは想像もできませんが
行けばきっと感慨深いものがあるでしょう。
歴史を感じる山形のいろいろな場所に
最上様の案内を頼りにこれからも行きとうございます。
またご紹介、楽しみにしおります。
出羽、また〜さらばじゃあ。(^-^)/~~
最上様、山形の歴史に触れられる旅のスポットといえばまさにこの長谷堂城は押さえておかなきゃですよね‼o(*゚∀゚*)o
…大河ドラマ天地人での直江兼続や上杉家のことを知る前までは、長谷堂って何だろう…?くらいにしか気に留めていなかったのですが、今の山形があるのはその昔長谷堂の戦いで、上杉軍の軍勢からこの最後の砦で最上様達が命懸けで守ってくださったからに他ならないわけで…。とても心に沁みるものがあります。
数年前、初めて長谷堂城を登ってみましたが、夏だったこともあり、けっこう汗だくに…(笑)
でもそこから望む山形城方面、対する上杉軍が陣を敷いた菅沢の山。
当時の人達に思いを馳せて現代を見つめると、何だか不思議と自分達の住む山形に愛しさが感じられてきたことを覚えております。
毎回最上様のご紹介は細やかで、訪れる人の目線に立った案内がステキですね…。テーマも様々あって、今回のシリーズもとても魅力的です。
以前、山寺をご紹介なさった時もそうでしたが、最上様のご紹介は自分の目で見てみたくなる気持ちになります。その時も後日改めて山寺に行ってみました。
歴史をよく知っていると見るところや気付くところが違って、楽しいのだろうな…と思います。
私はあまり歴史に詳しく無いのですが、学ぼうとしても中々頭の中に留まってくれなくて。たぶん名前だけでは頭に入らないのかな…と思います。
その当時の人達の思いや考え方、人間性、行動の意味を理解していかないと心に残らないような…。精進いたします。
そして先日、山形日和。ぱすぽーとを手に入れましたので、お出かけするときにはいつも携帯ですw
今回もご紹介ありがとうございました!次回も楽しみにいたしております!