さあさあさあさあ、第三期山形おきたま【愛】の武将隊ファイナルまで
あと1週間となってしまったぞ!!?皆必ず、ファイナルに来るんじゃぞ!
来なかった者は後悔しか残らぬぞ??皆を大満足・大興奮させることで
いっぱいで鍛錬に励んでおる慶次じゃ!皆こんばんわじゃ!
しっかし、わしが10月の鬼小十郎祭りでデビューしてからもう半年とは・・・。
わしの本心としては、これからも現代の世に踏みとどまっていたい。
時の流れに逆らってみたいものだな。しかし、これも運命なら致し方あるまい。
この限られた日数を存分に楽しもうじゃないか!
「はあああぁぁぁぁぁ~~~・・・・・」
ん?誰じゃ!大きい溜息をついておるのは??溜息つくと幸せが逃げるぞ??
・・・っと、あそこにいるのは・・・
大国殿ではないか。あの男が溜息とは珍しいことじゃ・・・。よっぽどのことがあったのだろうか??
まぁ、思い当たるところはいくつかあるがなww
実「はああああぁぁぁぁぁ・・・・」
なんという、長くて重い溜息なのだ。大の男がみっともない。しかし、人の子ならばいつかは
巨大な壁にぶつかり、悩み、乗り越えていくもの。大国殿は今まさにその局面に立っておるのだな。
ふむ、仕方ない。わしが相談にのってやるとするか。大事な上杉軍の仲間じゃからな。
慶「おい、大国殿。なにを悩んでおるのだ?わしにできる事あらば相談にのるぞ?」
と、肩に手をかけたとき・・・
実「はあああああああああぁぁぁぁ・・・。」
・・・・・・・・・
なんと至福に満ちた顔で紫煙を吸っておった??!!しかもわしの煙管で!!!?
なんっという早とちりをしてしまったのだ、心配をしたわしが馬鹿だった。
この男には巨大な悩みの壁なんてものは初めからないのだな。
よく兼続殿も大国殿を外交担当にしたものだ・・・。
実「お、慶次殿。すまんが煙管を勝手に借りておったぞ。」
慶「・・・・・」
実「ここだけの話、兄者と阿虎には内緒にしてくれ」
・・・まさに、下衆の極み!!!

大国殿は禁煙を兼続殿と阿虎殿に誓っておったのだ。誓いを立てておきながらこの有り様・・・。
慶「大国殿、悪いが報告させて頂く!」
煙管を奪い、この場から去ろうとすると大国殿が慌てふためいて
「言わないでください」と懇願してきよったんじゃ。
・・・まぁ、大国殿は兼続殿が不在中の時は、愛の武将隊上杉軍の大将代理を任され
ここまで盛り上げてきた男じゃ。そこにはわしも一目おいておる。少々道を外しておったが
ここは今までの大国殿の功績に免じて見逃してやるか。但し、二回目は心を鬼にして容赦せぬぞ。
慶「おおく・・・」
・・・ん?あれは・・・
ガッ!!

兼続殿が俊足の速さで走り、大国殿の顎をガッと鷲掴みにして
兼「・・・・・・実頼」
実「・・・・・・はい」
この二言だけで二人は去って行ってしまったんじゃ。その後たっぷり説教されたのは言うまでもないな。
うむ、やはり隠し事はいかんな。これからはわしも心を鬼にしておこう・・・。
皆も一度決めたことをそう簡単に破るものではないぞ?でないと兼続殿みたいに
ガッ!!とされてしまうからな。あれは相当痛いぞ??
冒頭でも申したように第三期山形おきたま【愛】の武将隊ファイナル公演が三月十七日に行われる!!
決して後悔はさせぬ!大満足間違いなしじゃ!!皆、心よりお待ち申し上げておりますぞ!!
・・・さて、最後に。明日は決して忘れてはならない『東日本大震災』から丁度、二年の三月十一日じゃ。
少しずつ少しずつ復興してきておる。しかし、未だに仮設住宅で暮らしておられる被災者が
まだたくさんおるんじゃ。本当に悲しいことじゃ・・・。一日でも早く復興できるように祈っておる。
我ら山形おきたま【愛】の武将隊も応援しておるからな!!!
頑張ろう日本!!頑張ろう東北!!
では、失礼致す。此れにて御免、さらばじゃ。