オイっす!!実頼じゃ!
今月、3月4日に小野川温泉で開催された米沢の伝統工芸を集めた「米沢お宝まるごと博」に出陣したのだが、その際に「原方刺し子」のランチョンマット製作を体験させていただいたのじゃ。
我ら武将は日々、甲冑の補修の為、針と糸は使い慣れておるのだが・・・・・
終わらんかった!!(笑)
やはり、皆450歳を超えておる故にな・・・
そこで、米沢市で原方刺し子を現在に伝えておられる刺し子作家の「遠藤きよ子」先生の下へお邪魔して仕上げをさせて頂いたぞ!
此度、お邪魔したのは、
「刺し子工房創匠庵」
此度、特別に工房や展示室の方も写真を撮らせていただいたので紹介しよう!(※普段は写真撮影禁止に御座る。ご注意くだされ。)
針と糸だけで、布に様々な模様や文字を描かれこのように素晴らしい作品が生み出されるのじゃ。
是非、実際に見てくだされ!!
さて、先生の優しい指導の下、製作途中のランチョンマットの作業をいたしたぞ。
集中する樋口兄弟。集中し過ぎて無言であったのは言うまでもない。
頑張る上杉主従。やはり、殿と兄者は器用であったのぉ。先生に褒められておったぞ。
前田殿は、コースターを製作しておった。画像では分かりにくいが、さくらの花びらを描いておった。そして、花びらの中に名前を書くといういかにも傾奇者らしい発想で完成させておったぞ!!
皆で作業し、先生に仕上げて頂いた完成品がこちらじゃ!!
どれも素晴らしい作品に仕上げて頂いた。殿と兄者とワシの作品には先生に名前も入れて頂いたのじゃ。
皆で一針一針思いを込めて糸を通して先生がしっかりと仕上げて完成した作品じゃ。やはり嬉しいのぅ!
我らの作品も機会があれば実際に皆に見せたいのぉ!
原方刺し子はもともとは上杉の下級武士の奥方たちが作っておったものじゃ。
米沢30万石に減封され、皆は貧しい生活を余儀なくされた。下級武士達は刀を鍬に持ち替え田畑を耕し、自給自足に近い生活をおくっていた。
着る物もままならぬ貧しい生活の中、奥方たちが少しでも暖かく、そして武士の誇りを忘れぬようにと針を懐刀にして刺し子を施した。刺し子の模様には夫の出世や、子供の健康を願い、一針一針想いを込めて布に糸を通したのが始まりじゃ。
そんな想いに感銘を受け、工芸品、芸術品として原方刺し子を現代に伝えておられるのが刺し子作家の遠藤きよ子先生なのじゃ。
先生の作品は日ノ本にとどまらず世界でも発表せされておるぞ!
きよ子先生は自宅の作業場や蔵を改装して造られた刺し子工房「創匠庵」において刺し子教室をされておる。また作品展示室や売り場もあり、原方刺し子に触れる事が出来るのじゃ。
此度、「創匠庵」において先生に工房を見せて頂き、指導して頂きながら製作体験をして感じたのだが、非常に暖かな雰囲気であった。やはり刺し子への想いを込められておる遠藤きよ子先生のお人柄であろうなぁ。
ワシ個人としては先生に会いに行っていただきたい!
刺し子作品展示と刺し子体験
刺し子工房 創匠庵
山形県米沢市門東町1丁目1-11
IMG_20170331_0001.pdf
↑愛の武将隊詰所からの地図じゃ!
皆様、是非一度足をお運びくだされ!!
さて、昨年4月に甦り、駆け抜けた1年であった。事あるごとに「出奔」と殿や兄者から言われ、身震いしながらひた走ってきた。
したたり落ちた汗の量は計り知れぬ・・・・
ワシは、これからも山形県の為、そして日ノ本の未来の為、皆と共に汗をまき散らしながら走り抜けて参ろう。
応援して下さった皆に感謝じゃ。そして、これからもよろしく頼むぞ!
では、またお会い致そう!
ごきげんよう!