【出羽の歩き方】~さくらんぼ祭りの歩き方・古戦場 続編~

前回の日記から丁度ひい廻り、水無月に入り早一週間が過ぎましたが、皆さま如何お過ごしかな?

最上じゃ!

実は今年の水無月(6月)は記念すべき月なので御座る。

山形県旧県庁舎、つまり現・山形県郷土館「文翔館」建物が完成したのが、大正5年(1916年)6月。

2016年の今年が記念すべき100年なのじゃ。

明治9年、山形県が成立、同10年に山形県庁舎が建設されたのじゃが、明治最後の年となった同44年5月の山形市北大火により消失。

ただちに復興が計画され、大正2年4月に着工、同5年6月に完成したのが現在の山形県郷土館「文翔館」(旧県庁舎及び県会議事堂)じゃ。

昭和50年まで県庁舎として使用されておったが、県庁移転後の昭和59年に国の重要文化財に指定され保存される事となった。

その後、昭和61年から平成7年9月にかけ10年に及ぶ修復工事が行われ、完成。

修複工事にあたっては、極力在来の材料を使用し、従来の工法、施行による創建当時の姿の復原を目指した。

建物の外観、内部はもとより、カーテン、壁紙、シャンデリア、絨毯など、細部に至るまで出来る限り復元を目指し、床材のリノリウムは、日本では既に製造されていないため、ドイツ製を使用。

議場ホールは美しいヴォ-ルト天井や正面出入り口上のバルコニーを復原。

斯様な、「古き良き大正文化とロマン」を今に伝える「文翔館」の記念すべき年に、この会場にて「第二回山形夏の陣」という武将隊文化の祭典が開催出来ること、武将冥利に尽きると共に身の引き締まる思いに御座る。

各地の同志の皆と共に是非とも成功させねば!

 

さて、前置きがだいぶ長くなってしまったので、前回の続きをサクサクと参ろう。

長谷堂城址、八幡口よりスタコラサッサ歩を進め山頂の屋敷跡はもう目前。

長谷堂山頂

おすすめ周遊コースの道標には従わず、ショートカットコースで山頂を目指すとすぐに赤い鳥居が並んで目に入ってくる。

そう、ここがまぎれもなく長谷堂城が存在した城址。

登り切ると一気に視界が開け「長谷堂城址」の石碑が出迎えてくれる。

下界を見下ろすと山形市内、遠くには微かに山形城(霞城公園)も確認出来る。

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良い風が吹いておるので、ここでちょっと一休みがてら腹ごしらえじゃ。

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これじゃないとはじまらぬ!

416年前のあの時は落ち着いて飯を味わうどころではなかったからのぉ。

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山頂から眺めると当時、上杉の直江軍が本陣を敷いた菅沢の山は目の前、距離は約1㎞程のところ。

直江軍からすればこちらの様子をうかがうには絶好の布陣であったろう、が、こちらからも良く見渡せ、敵の動きは手に取るようにまるわかりじゃ。

当時の長谷堂城主は、志村伊豆守光安殿。

この志村殿が頼もしき漢なのじゃ、年の頃もわしと近く、なにかと最上家のため力を尽くし成功の原動力となった、今でいう「出来る男」。

この長谷堂戦でも、家臣の大風、横尾ら2百余の足軽で決死隊を組み、上杉軍へ夜襲を仕掛け、8名の犠牲者を出したものの、上杉軍100名以上を討つ大戦果を上げておる、9月16日の夜の事であった。

「たかが小さな山城」と高をくくっておった直江山城殿だが、すでに9月下旬、ここまで長谷堂城への3度の総攻撃を試みたが城は落ちなかった。

長谷堂城の周囲はあたり一面田んぼ、直江軍の兵は、ぬかるみに足を取られ動きを封じられ、更に我が弟、楯岡甲斐守光直率いる鉄砲衆と弓隊の一斉射撃を浴び大苦戦。

副将・鮭延越前守秀綱殿の見事な奇襲戦にも翻弄され、最上精鋭部隊の前に城を落とせぬまま関ケ原、西軍敗戦を知ることとなったのじゃ。

こうして2万人以上とも伝わる上杉軍の攻撃から我が最上軍はたたの数千の兵で山形領を守り切ったのじゃ!

しかしながら、双方共に多くの尊い命の犠牲を払った事にはかわり御座らん。

今にして思えば血で血を洗う戦のなんと虚しき事か。

そんな思いで城址を後にして下山致した。

城址公園周辺にはこの戦で散った戦没者の慰霊碑があちらこちらに立ち、今なお、時折花を手向け偲んで下さる方がおられます。

弔い塚

そして、長谷堂城と菅沢山の丁度中ほどあたりの田んぼの所には、剣聖の誉れ高き、上泉信綱殿の孫にして剣豪と呼ばれながらこの戦に散った、上杉方の上泉奏綱殿の魂を弔う「主水塚」がぽつりと立っております。

主水塚

この田んぼこそが、思うように長谷堂城を攻めきれず手をこまねいて焦る直江軍が、最上軍のあぶり出しを狙って「刈田狼藉(青田刈り)」を決行した田んぼじゃ。

この直江軍の暴挙に黙っていなかったのが、出羽の猛将、鮭延秀綱殿。

この所業が鮭延殿に火を点けてしまった。

怒り心頭ながらも冷静沈着な鮭延殿は、自分の手勢を引き連れ田を荒らす兵達に突撃し、電光石火の早業で見事蹴散らした。

後々までの語り草となる大活躍!

ちなみに、最上四天王に名を連ねる「鮭延秀綱」と「延沢(野辺沢)満延=のべざわみつのぶ」、この両名は力持ちと言われたわしでさえタジタジのパワーファイターなのじゃ。

関ケ原の結果により、攻守逆転した最上と上杉。

我が領地を好き放題に荒らされて黙って帰すわけにはいかん!

撤退する上杉を追撃となったのじゃが、この時のわしの姿が山形市内、霞城公園の騎馬像なのじゃ。

霞城公園組み合わせ

我が指揮棒が指す方角は長谷堂城、そして追撃戦の舞台となった富神山の方角じゃ!

日ノ本にたったひとつ!二本足で立つ躍動感たっぷりの騎馬像は是非、山形城址・霞城公園にて御覧下され。

この追撃戦でわしは迂闊にも兜に被弾してしまったのじゃが、その弾痕が残る兜三十八間覆輪筋兜の実物が、霞城公園すぐ隣に御座います、最上義光歴史館常時展示して御座る。

最上歴史館

入館料は無料

開館時間は午前9時から午後5時まで (入館受付は午後4時30分まで)

休館日は月曜日(国民の祝日と重なる場合はその翌日)

山形にお越しの際は是非こちらも併せて御覧頂きとう御座る。

 

そうそう、実は長谷堂城の大手門の門扉の実物もしっかり現存しておるのじゃ!

この貴重な歴史の証しは、山形市内の小白川にある山形大学の附属博物館にて常設展示されておる。

こちらも入館料は無料じゃ。

前々回紹介致した、我が愛娘・駒姫の菩提寺、専称寺からもほど近いので興味のある方は足を運んでみて下され。

 

さて、だいぶ長くなってしまったので古戦場・長谷堂編はここら辺で終いに致そう。

まだまだ伝えきれてはおらぬのじゃが、この位予習しておけば「山形夏の陣」でも楽しんで頂ける事で御座ろう。

 

本日はここまで!

出羽、さらばじゃ!

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【大国実頼日記】~板谷街道を歩く~

皆、元気か?

ここ最近、毎日汗だくの大国実頼じゃ~!

 

もう世の中は本当に暑いのぉ

早くも夏が顔を見せておるな~!

 

夏というのは人々を活気付かせるが、その反面体にも疲れがたまるものじゃ。

皆、体調に気を付け元気に楽しく夏を過ごして欲しいのぉ!

 

 

さて、本日は

駅長オススメ小さな旅~米沢藩参勤交代の板谷街道と鉄道遺構見学~

に出陣して参った!

 

大沢駅から板谷街道を歩き鉄道や歴史に関するものを見学するという旅じゃ。

やまがた愛の武将隊も参加させて頂き、真に有り難き事じゃ。

 

福島と米沢を結ぶ板谷街道、我が上杉とは所縁の深い場所じゃ。

古くは伊達家が米沢を治めていた時代に整備され戦国時代には伊達政宗公も戦に赴く為使用した道じゃ。

その後、上杉が米沢を治め板谷街道は、米沢と江戸を結ぶ重要な道となったのじゃ。

 

此度の旅のテーマでもある参勤交代。

板谷街道は道が険しく、庄内藩や秋田本荘藩藩はこの街道を使う事が無かった。

そのため、米沢藩専用の街道となったのじゃ。

 

 

まぁ、難しい話はこのくらいにしようかのぉ。

 

本日は、参加者の皆様と共に少しばかり歩かせていただいたのだが

やはり現代でも少しばかり険しい道じゃなぁ。

 

しかし、大自然に囲まれ天気も良くてな、真に気持の良い場所であった。

この様に、見事な林の中じゃ(笑)

殿の兜にも自然の恵みが!!

・・・・まぁ、楽しんでおられたのじゃ。

この写真でもわかるが草木が生い茂っていてな、沙霧は山菜を摘んでおったな。

 

おお、そうじゃ!

この板谷街道は慶長6年(1601年)に前田慶次殿が京都から米沢へ帰る際に歩いた道だそうじゃ。

しかも11月の冬にこの街道を通ってきたんじゃからなぁ、やはり変わり者じゃのぉ。

当時もこの男は、このように楽しそうに休んでおったんじゃろうなぁ。

ワシが兄者とギクシャクし始め・・・・・

ぬあぁあぁ!今日はここらでやめよう!

 

 

最後に、此度はこのように素晴らしき旅に参加させて頂き有り難きことじゃ!

参加者の皆様とも共に楽しき時間を過ごせて、我らも大変勉強になり申した!

本日、我らと時を共にした皆様、有り難う御座いました!

 

 

 

 

 

・・・あっ、ワシと兄者の写真が無い・・・・・・まぁ、いいか(笑)

 

 

では、さらばじゃ~!!!!

 

 

 

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【出羽の歩き方】~さくらんぼ祭りの歩き方・古戦場編~

お晩で御座る、最上じゃ!

今日から水無月じゃな、「水無月」は水の無い月ではなく、「水の月」という意味。

田んぼに水が入り、梅雨入りの時季でも御座るな、昨年の第4回さくらんぼ祭りと山形夏の陣の際の豪雨を思い出すのぉ。

さて、此度の日記は前回の予告通り、山形を訪れて下さる方々に、気軽に歴史に触れて頂ける観光スポットをご紹介申し上げる、第2弾!

今回は山形市内に残る「古戦場」。

我ら愛の武将隊がテーマにしておる、もうひとつの関ケ原「慶長出羽合戦 長谷堂の戦い」の舞台となった場所。

『長谷堂城址』じゃ!

長谷堂城復元比較

慶長五年(1600年)、最上と上杉が激しい戦いを繰り広げた山形城の牙城、長谷堂城は、山形市内からほど近く、JR山形駅から長谷堂、長井方面行きバスでたったの15分ほど。

車なら東北中央道山形上山ICより国道13号に入り、県道170号を長井市方面へ。

バス停からも徒歩5分足らずで長谷堂城跡公園に到着。

どうじゃ、山形市内から意外と近いで御座ろう?

そうなのじゃ、それ故に、もし仮にここ長谷堂城を上杉に突破されていたら我が山形城は大変な状態に追い込まれておった。

まさに「最後の砦」を死守致したのじゃ。

公園駐車場では斯様な可愛らしい生垣達のお出迎えが待っておる。

長谷堂公園生垣

長谷堂公園看板

自然の要塞と言われた山城・長谷堂城址は小高い山になっており、整備はされておりますが山道である事にはかわりなし。

散策なされる際は歩きやすい履物と、これからの季節は虫よけ対策は必要で御座る。

八幡口ふもとの看板のところに「杖」代わりのストックが用意されておりますので山道が不安な方はご利用下され。

この看板のところにはパンフレットも用意されておるので、事前に散策ポイントや攻略経路などの策を練るのがよろしかろう。

おっと、水分の準備もぬかりなき様に!ここの自販機が最後の給水ポイントじゃ。

所要時間は1時間から1時間30分くらいじゃな。

出羽、いざ出発!

長谷堂八幡口

幾度訪れても戦に赴く様な高揚感が御座る。

八幡様までの道はしっかり整備され、階段になっておるので楽々と進めます。

ここを過ぎると一気に景色や雰囲気が「山」な感じになって参るぞ。

流れる風と、揺れる美しい草花、四方からの鳥の囀りと山の匂いが相まって実に心地良い。

下界とは違う空気に包まれて過ごす時間は心が落ち着くものじゃな。

長谷堂山頂途中

山道とは申せど急こう配など危険箇所は無く、お年寄りからお子様まで安心して散策できるやさしい道で御座る。

長谷堂解説札

山頂の屋敷跡まで進む道の随所に城の名残の曲輪(くるわ)や土塁(どるい)などが見られ、解説札も設置されております。

子供たちの夏休みの体験学習や自由研究などにも良いかもしれぬのぉ。

さて、歩を進めこれより、いよいよ山頂を目指すところじゃが、長くなりそうなので今回はここまでに致そう。

次回後編は山頂からの眺めと城址周辺の合戦にまつわる史跡を紹介させていただく予定で御座る。

そうそう、山形県にお越しの際には

ぱすぽーと

「山形日和。ぱすぽーと」を是非お忘れなく!

県内の参加加盟店で様々な特典が受けられ、スタンプラリーのポイントが貯まれば豪華景品が当たりますぞ!

来年、平成29年2月末まで期限はたっぷり!

まだお持ちでない方は、県内の主要観光施設や協会、各加盟店、JR各駅などで入手して下され。

 

本日はここまで!

出羽、さらばじゃ!

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【傾奇日記】~ついに、ついに、、、!!!~

傾奇御免!!!

 

よぉ~みんな、待たせたな!!! 天下御免の傾奇者、前田慶次利益じゃ!!!

 

本日は「田んぼアート2016 田植え体験」の開幕式に出陣して参ったぞ!!!

 

いや~田植え体験に参加される皆様はいい顔をしとったのー!!! わしも戦に行く前はあんな顔をしとるんじゃろなー!

これから田植えへと向かわれる皆様の士気を上げるために、我らの演武には力が入ったのぉ~

あー!!!そうそう、皆様に今年の田んぼアートの図柄をお伝えするのを忘れておった!!!

ちなみに昨年の図柄は、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

     わしじゃ!!!!!!!!!!

 

嬉しいのぉ~、ぐすん、いやー最近涙もろくてかなわんわい!!!

 

そして今年のテーマはこの方!!!

 

 

       真田信繁(幸村)殿!!!

 

わしと同じ赤備えの猛将じゃ! いや、わしの方がちーとばかし立派かの!!!笑

 

 

なんと今年はなんともう一方!!!

 

 

 

 

 

 我らが大将、上杉景勝様じゃぁ!!!!!!!

 

みな、拍手じゃ~!!!

11年目にしてやっと選ばれたとのことで御座る。 景勝様も鼻水垂らしながら泣いておりましたぞ!!!

まさに大河ドラマ「真田丸」の影響でござ、、、いやいや!!! 景勝様の実力じゃ!!!

 

わしは景勝様の「義」の心はもちろん、武士としての威厳や懐の深さに惚れて上杉への士官を決めたんじゃ!!!

兼続殿や大国殿もそうじゃが、上杉におるものは皆「義」の心に溢れておるなぁ~

 

この「義」の心意気、現代の皆にも伝えていきたいものじゃ。

 

今後の慶次から目を離すでないぞ!!!

 

おっ、そろそろ晩飯の時間じゃ!!!

 

今日はここまで、では

 

傾奇御免!!!

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【出羽の歩き方】~さくらんぼ祭りの歩き方・菩提寺編~

お早う様、最上じゃ!

暫く日記を御無沙汰致してしまい申訳のう御座る。

さてさて、我らがあちらこちらに出向き、せっせとさくらんぼ体操を広めて居ったら

「第5回日本一さくらんぼ祭り」まであと3週間と迫って参っておるではないか!

と言う事は・・・

「第二回山形夏の陣」も来てしまうのじゃな?

ええ~っ!!!

聞いてないよ~!

 

 

 

・・・・・・・

いや・・・

すまぬ

聞いておったし

知っておった。

なれど、

戦支度がまったく整っておらぬ。

このまま戦に赴けば・・・

間違い無く討ち死にじゃ。

う~む、よき策は無いものか・・・?

先ずはご先祖様にお知恵を拝借致そうか。

先日、秋田は横手市にて謁見致した御先祖様は、余りにもぶっ飛び過ぎ、卓越しておられ真似出来ぬ。

なれば、やはりこの御方!

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最上の祖 斯波兼頼様じゃ

兼頼様は、延文元年(1356年)に奥州大崎から出羽山形に入部なされ、初代最上として定着し、この地を築く礎となられた御方じゃ。

由緒正しき源氏・足利氏の流れをくみ、八幡太郎源義家様から数えると11代目の子孫に当る。

そして初代最上家・兼頼様から数えると、わしも11代目なのじゃ。

なんと奇遇な。

最上家の家宝である、源平重代の名刀「鬼切」も兼頼様から伝わったものじゃ。

菩提寺は山形市内、七日町にあります光明寺

光明寺

光明寺は、兼頼様ご自身が建立なされた寺で、最上家の祖の菩提寺として、わしの時代には山形城二の丸東大手門(現在の霞城公園)の前に寺院を置き弔っており申したが、後の山形城主、鳥居忠政殿によって城外の現在地七日町に移建されました。

そう、七日町と申せば「第5回日本一さくらんぼ祭り」の会場となる「山形県郷土館・文翔館」のある町じゃ。

さくらんぼ祭り、そして山形夏の陣にお越しの際には是非、最上の祖・兼頼様にお会いされてみては如何かの?

この光明寺からほど近い市内、緑町(みどりちょう)には、駒姫の菩提寺・専称寺が御座います。

戦国の世に翻弄され、理不尽な哀しい最後をとげた我が愛娘を弔う墓が置かれております。

人知れぬ境内の奥にひっそりと立つ五輪塔が駒姫の墓で御座る。

DSC_2023

五輪塔の墓は後に立てられたもので、当時は墓を立てる事さえはばかられ、せめてもと石をひとつ立てるのが精一杯の弔いで御座いました。

だが、駒姫の生涯を悲しんで下さる方々が今なお献花に訪れて下さり、いつも花が絶えませぬ。

有難きことで御座る。

駒姫の後を追うように逝った母もこの寺で一緒に弔われております。

山形に御越しの折には足を運んで、出羽の歴史を感じてみて下さりませ。

 

次回はさくらんぼ祭りの歩き方、その二を予定しておりますぞ。

本日はここまで!

出羽、さらばじゃ!

 

 

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【楯岡光直の粉々日記】~端午の陣!!~

久方ぶりの登場!!

 

楯岡光直じゃーっ!!

ヨッシャー!!!!

 

 

いや~、まだ五月だというのに暑いな・・・

お天道様は働きすぎじゃな(笑)

皆、熱中症には気を付けるのだぞ!!

 

 

さて、知っておる者も多いと思うが、

先日5月22日秋田県横手市の秋田ふるさと村にて開催された

【第1回武将隊フェスティバル 端午の陣 】

について書こうかのう!!

 

いやぁ、何と言っても熱かった!!

気温28度という真夏のような・・・・・・違う、気温の事ではない!

清原紅蓮隊様を始め御参集された武将隊、観光PR隊の皆様の気持ちの熱さが伝わってのぅ。

 

この様な熱い催しに参陣できたこと真に有り難い事じゃ。

また、多くのお客様に来て頂き楽しんで頂けたようで嬉しい限りじゃ!

 

 

さて、感想や写真を少々!

鎌倉景政殿とかまくらになってみました!

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ご先祖様と鎌倉景政殿!なんか楽しそうじゃな!

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お奉行と沙霧!忍の会議でもあったかのか?!

兄上、十吾郎殿が横目で飲酒を見ておりますぞ

 

ステージにて!

さくらんぼ体操を踊る愛の紅蓮隊!

紅蓮隊様、共に踊って下さり有り難うございました!

皆も是非さくらんぼ体操を覚えてくだされよ~!

 

まだ色々あるが、長くなってしまったのでこのくらいにしておこうかのぅ。

 

最後に!

此度、時間を共にした武将隊、観光PR隊の皆様!

端午の陣を主催された清原紅蓮隊様!ふるさと村の皆様!

そして、見に来て下さったお客様方!

有り難う御座いました!

 

 

 

うむむ、何か忘れておるような気がするが

上杉軍がまた書くじゃろう!!(笑)

 

 

 

では、コメントしないと粉々にしてやる!

さらばじゃ!!!

 

おまけ

あやめ、楽しんでおるな~(笑)

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【出羽の歩き方】~さくらんぼ体操の次のミッション?~

お晩で御座る、最上じゃ!

冒頭から先ずはお詫びと訂正に御座る。

前回のこの、わしのブログにて来月6月18、19日開催の「第5回日本一さくらんぼ祭り」について、会場への無料シャトルバスのご案内を記載いたしたのじゃが、

申訳御座らん

間違っており申した

m(_ _)m

前回のブログには、「JR山形駅から会場までの無料シャトルバスが運行」

と書いてしまったのじゃが、

正しくは

「県庁から会場間(文翔館もしくは東北電力)の無料シャトルバスが運行」

で御座います。

お詫びして訂正いたします。

会場周辺には駐車場が御座らぬゆえ、お車でお越しのお客様は県庁駐車場に駐車いただき、シャトルバスにて祭り会場まで御越し下され。

JRをご利用になられて御越し下さるお客様は、JR山形駅前より10分おきに出発する市内循環バスが御座いますので、そちらをご利用下さりませ。

いやはや、わしとした事が本当に申訳御座らん。

 

ところで、皆様はもう「さくらんぼ体操」は覚えて下されたかな?

なに?

まだ覚えておらぬ?

出羽、再度載せておくので是非とも覚えて下され。

これさえ体得致せば、たとえ何処に住まおうとも皆

心は山形県民!

南出羽へのパスポート取得完了じゃ!

そして、さくらんぼ体操に続くミッションはこれじゃ!

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きてけろ スタンプラリー 山形日和。ぱすぽーと

昨年度好評だった「山形日和。ぱすぽーと」が今年も満を持して登場!

既に4月29日より始まっておりますが、ご安心を!

今年度は昨年より期間をさらに延長、来年平成29年2月末までの有効期限となっております。

山形日和。すたんぷらりー1

期間中、参加施設や店舗にて「ぱすぽーと」の提示で、優待や特典・サービスが受けられたり、県内の参加施設を利用し、スタンプを集め御応募下されば、抽選で豪華賞品を贈呈!

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県内の温泉旅館宿泊券や、日本一美味しい山形のさくらんぼの木のオーナーになれる権利などなど!

楽しさ、嬉しさ、てんこ盛りの「山形日和。ぱすぽーと」!

詳しくはきてけろくん  ↓を押すべし‼推すべし!

DLデータ用

これで出羽の歩き方が10倍楽しくなること間違い御座らん!

世知辛い今の時代、山形が皆さんを笑顔に出来たらこんな嬉しいことは御座らぬ。

美味しいさくらんぼで、

ぱすぽーとで、

山形で、

いっぱい笑顔になって下され!

 

さて、次の日曜日、5月22日は久方ぶりに出羽・秋田県横手市に出陣じゃ!

 第1回武将隊フェスティバルよこて 端午の陣2016に出陣

我が御先祖様である源義家様にも御会い出来、楽しい一日となりそうじゃ。

予想気温もかなり暑くなるようじゃが、ホスト役の清原紅蓮隊さまの熱っ苦しさにはかなうまいて。

皆様も是非御越し下さり熱い一日にお付き合い下され!

 

本日はここまで!

出羽、さらばじゃ!

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【傾奇日記】~新・前田慶次!!!~

傾奇御免!!!

 

やぁやぁやぁやぁ!!! 上杉軍の一番槍、前田慶次利益じゃ!!! 皆様お晩でござる。

本日、仙台にて行われた青葉祭り、、、、、

 

わしも出陣したぞ!!!!!

 

いや~久しぶりの出陣にテンションが上がってしまっての~、まだ無理はしてはいかんのに元気にさくらんぼ体操を踊ってしまったわい!!!

 

先月の米沢上杉祭り直前に腰を痛めてしまい、本日まで出陣することが叶わなかったこと、また応援して下さる皆様方にご心配とご迷惑をお掛けいたしたこと、深くお詫びとお礼を申し上げまする。

いつの日かわしが書いたブログに

「過ぎたるは及ばざるが如し」

と書いたこと、皆様は覚えておるかのぉ?

 

、、、、、まさに先月までのわしに伝えておきたい言葉じゃの~

 

日々の稽古や出陣、皆様とのおもてなしの時間が楽しくて楽しくての~!!! 自分の体を労るのを忘れておった!!!

わしが現世に甦ったのはなんのためじゃ!? そう! 皆様に山形の魅力と文化をお伝えするためじゃ!!!

怪我や体調を崩しておったらそれは叶わんことじゃ。

これからは自分の体と相談しながら稽古せんとな!!! 肉体は若くても魂はジジイなんでな!笑

 

また皆様の前に元気な慶次で出陣出来る日楽しみにしておる!!!

皆ももう少し待っておれ!!! まもなく慶次完全復活じゃ!!!ははははははははははははははは

 

というわけでな、来週の5月22日には秋田県横手市での「端午の陣」、そして来月の6月18日、19日には「第5回日本一さくらんぼ祭り」「第2回山形夏の陣」もあるのじゃ!!!

 

こんなにも楽しそうな祭りやイベントが待っておる!!! 腰が痛いなどと言っておれんわい!!!

 

さ~て今日は疲れたんでな、しっかり体のケアをしてあとはお布団で爆睡じゃ!!!!!

皆様も今日一日頑張った自分を労ってしっかりと休むんじゃぞ!!!

 

今日はここまで、では、

 

傾奇御免!!!

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【義の章~景勝記~】今日は栃木、明日は宮城

久方ぶりに筆を執ります上杉景勝に御座る。

本日は山形県の観光キャラバンの御役目で、東北自動車道、下り線・那須高原サービスエリアにて山形のPRを致して参りました。

山形も暑い一日で御座ったが、栃木も暑かった!

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気持ち良い大空の下、那須高原SAでは多くの家族連れ、仲間連れの方々が道中のひと休みをされておられました。

其々、行楽やイベントなど目的地へと向かわれるとあって皆さんにこやかな良き笑顔に御座った。

中には山形県の出身の方や、ちょうどこれから山形の実家へ久しぶりに戻る途中と申される方もおられ、我らに親しく話掛けて下さり、まことに嬉しき事に御座った。

そしてこの様な御仁方にも御会い致しました!

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陸上自衛隊、山形神町駐屯地、第6師団の方々に御座る。

訊けば、此度の熊本地震の援軍としての災害派遣の御役目からちょうど戻って参られたところに御座いました。

自衛隊の皆さん、お疲れ様に御座る、激務のあとと申すに実ににこやかな笑顔、頭が下がりまする。

それと供に、いまだ続く熊本、大分を中心とするこの地震の少しでも早い収束と、周辺にお住まいの皆様、避難なされておられる皆様が安心して生活を続けられる日が一日でも早く来る事を願っておりまする。

そして、本日はわしと兼続、あやめ、さぎり、と四人で出陣致したのじゃが、

何故か今日の兼続は

熱くワイルド

であった!

気温のせいなのであろうか?

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わざわざ我らに会いにと御越し下された方々もおられ、武将冥利に尽きる思いに御座る。

本日お会い致した皆様、有難う御座いました!

次は是非、山形の地にて御会い出来る事を楽しみに致しておりまする。

そうそう・・・

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那須高原SAには何と数多くの燕が住まいをこしらえ生息しておるので御座る。

その数、200羽以上だと!

皆さんに大事にされ穏やかに暮らしておるのでとても人と仲良しなのじゃ。

何とも愛くるしい燕達であった!

皆さんも見つける事があったら、脅かさぬ様にそっと見守り、その可愛らしさに癒されて下され。

 

さて、明日は伊達政宗殿の御膝元、杜の都は仙台市へと出陣致す!

 第32回「仙台・青葉まつり」に出陣

青葉まつり「伊達の風ステージ」に参陣し演武を御披露致す予定に御座る。

三武将での出陣となりますが、久方ぶりの伊達領出陣なれば、我らからの手土産をもって皆様のおもてなしをさせて頂こうと思いまする。

お天気の心配も無い様で御座る、明日は杜の都でお会い致しましょう!

皆様にお会い出来るのを楽しみに出陣の支度に掛かると致そう。

では、

これにて撤収!

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【出羽の歩き方】~さくらんぼ祭りはじまるよ~♪~

お晩で御座る、最上じゃ!

早速、本題と参ろう。

「第5回 日本一さくらんぼ祭り」

今年も開催じゃ~!

日時は平成28年6月18日(土)、19日(日) 午前11時から午後4時

会場は我が城下、山形市の山形県郷土館・文翔館と文翔館前歩行者天国

両日はJR山形駅から会場までの無料シャトルバスも運行致す。

いたれりつくせり、楽しさ盛り沢山の二日間じゃ!

更に、さくらんぼ体操をおぼえて参加して下されば、この祭りをもっと楽しめること間違いなし!

そして、2日目の19日(日)には

昨年のエンディングにて皆様と約束したとおり

「第二回 山形夏の陣」

の開催が決定じゃー!

戦場となるのは昨年同様、文翔館の議場ホール。

参戦する武将隊、観光PR隊は我らも合わせ8隊!

詳細は後ほど公式発表致しますので、暫し待たれよ。

御存知の方もおられましょうが、山形県郷土館・文翔館(旧山形県庁舎)は国の重要文化財に指定されておる歴史的に貴重な建造物。

山形夏の陣の戦場とするには様々な制約も御座り、参陣される皆様には少しばかり不自由をお掛け致す事とはなり申すが、

大正時代初期のロマンあふれる洋風建築物にて繰り広げられる、時空を超えた戦国絵巻を御覧下されば必ずや御満足頂けましょう。

時の流れに逆らえば不自由も少しは在ろう、むしろそれも楽しみというものじゃ。

我が城下に集結する日ノ本各地の同志の活躍を楽しみにお待ち下され!

 

本日はここまで

出羽、さらばじゃ!

 

 

追伸:本日は御母上様に感謝を伝える日じゃ、日頃伝えられない想いや言葉を頑張って伝えるべし!

カテゴリ: 武将ぶろぐ | 2 件のコメント