なにかと気忙しい年度末の弥生を迎え、皆様如何お過ごしで御座いましょうか?
最上出羽守義光であるぞ。
本日のおきたま米沢の天候は【雪】時折【吹雪】

か~ら~の~【晴れ】!

毎年、卒業式シーズンには冬将軍の、「最後のひと暴れ」があるのは恒例なのじゃが、今年の冬将軍はか~な~り頑張っておる。
明日以降も暫らく雪が続くらしい・・・
冬に逆戻りかのぉ~?
米沢の春はもう少し先の様じゃ。
さて、昨日の当ホームページ、そしてラジオ「愛の武将隊ラジオに見参」にてお伝え致しましたが、
今年度、弥生末日をもって【鮭延秀綱】【前田慶次】の両名がこの武将隊を卒業する事となり申した。
寂しきことではあるが、目指す道を進むのならば、快く送り出すのも武士の務め也。
最上軍にとって優秀な家臣を失う事は、戦力はもとより国としても大きな損失だが、
何時ぞやもそうであった様に「乞食大名」として家臣達と気ままに往くも良し、
鮭延殿ならきっと華麗に舞い羽ばたいて、更にひとまわりもふたまわりも大きくなって行くことじゃろう!
だが、弥生末迄はまだ時間もある!
それまでの戦働きで大暴れしてもらおう!!
いずれまた現世に蘇る事を信じて・・・
蘇ると言えば、世界中には様々な「復活信仰」が存在し、死者が遠い未来に再び復活する事を願い「木乃伊(ミイラ)」や「死蝋(しろう)」として遺骸を保存する風習が数々みられる。
「木乃伊(ミイラ)」は簡単に言えば、自然または人工的に水分を抜き乾燥状態で遺骸を保存するもの。
対して「死蝋(しろう)」は湿度(水分)を保ったまま自然または人工的に腐敗が抑えられ保存されたもの、まるで眠っているかの様に見えるものもあり、「美しきミイラ」などと称されることもある。
我々が良く知るのは乾燥保存された「木乃伊」の方じゃな。
古代エジプトでは王の復活を願いピラミッドと共に数多くのミイラが作られた。
南米アンデスでもインカ帝国の頃に多く存在し、こちらは復活よりも位牌やお墓の様に死者を弔う為だったようじゃ。
日ノ本では徳の高い僧侶が行うもっとも過酷な修行(苦行)としての「即身仏」が知られる。
生きながら木乃伊になるため、何か月も前から身体から水分や油を抜く為の食事をし、、内臓が腐敗しないように漆を飲み、読経しながら即身仏となってゆくのだそうじゃ。
復活を目指すのではなく、己が仏となる悟りを開く儀式なのじゃな。
山形県内には「即身仏」にまつわる史跡など数多く残されております。
山寺には即身仏となるために入る「入定窟」があり、庄内地方の多くの寺院で仏様を安置しておる。
置賜では米沢市と白鷹町にも数体安置されておりますぞ。
そこで・・・
【シンMOGA’sキッチン】
~奇跡の味は~
さて此度のキッチンは「ある食材」を甦らせて使うレシピの紹介じゃ。
食材にも乾燥保存させたものは沢山あるのは皆様御存知のとおり。
人類史上もっとも古くから行われてきた保存方法じゃな、戦国時代には「干し米」や「兵糧丸」「水渇丸」「味噌玉」等もあった。
中華料理の「干し鮑」「干し海鼠」ともなるとおいそれとは手が出せない高級食材じゃ。
干す事で長期保存はもちろん、味も栄養価も格段に良くなるが、なにしろ手間と時間がかかるので高価なのじゃ。
我が国の「鰹節」に至っては製造過程と技術を考えると「乾物の芸術品」と申しても過言ではなかろう。
で・・・
此度使う食材は・・・
ん?ナニコレ
乾麺のスパゲティである!
しかも茹でずに水に浸しておる。
つまり木乃伊化したスパゲティを復活させるべく儀式を行っておるのじゃ!
浸すこと1時間ちょっと・・・
色にかなり変化が・・・
水からあげるとこんな感じじゃ
指で持つと弾力はあるが、かなりしなりがある
実は、乾麺で生パスタの食感を楽しもうというのが此度の狙いである!
本日はこの麺を使って調理を進めて参る。
この他に使う材料は
米沢市小野川温泉の特産品「浅葱(あさつき)」
こちらも米沢の特産「うこぎ」の新芽
他に
ニンニク
鷹の爪
パンチェッタ(またはハム)
オリーブオイル
塩
以上が此度の材料じゃ。
作り方
まず大き目の鍋にパスタ用のお湯を沸かす、塩はたっぷりと。
浅葱は根を取って水洗いし、三等分程に切る
ちなみに「浅葱」と言う名前は、ネギ(葱)より色が薄い(浅い)のでこう呼ばれる
浅葱色(あさぎいろ)は直江山城殿のイメージカラーでもあるのぉ
うこぎは荒くみじん切り
フライパンにたっぷりのオリーブオイルを
厚めに切ったニンニクのスライスと適度にちぎった鷹の爪を順に加える。
ニンニクと鷹の爪を焦がさぬように火加減に注意じゃ
次にパンチェッタを投入
此度は浅葱とウコギの優しい旨味を楽しみたいので、燻製香のあるベーコンでは無く、あえてパンチェッタを使う。
ハムで代用でも結構、(燻製してないもので)
沸騰した鍋のお湯に水に浸しておいたパスタを投入
白かったパスタが湯に入れた瞬間、黄色っぽい元の色に戻るのが面白い
ちなみにここからの茹で時間は2分~3分と短いので、作業を手早く進めて参ろう
フライパンにパスタの茹で汁をたっぷり移す(オリーブオイルの分量の倍まで可)
そして泡立て器(無い場合は箸を何本か合わせて)で一気にシャカシャカとかきまぜて乳化させる
ここで味が決まってしまうので、手を抜かず気を抜かずしっかりと!
画像くらいに白濁するまで頑張りましょう!
そこへ浅葱をドバっと
浅葱を軽く混ぜ合わせたらウコギのみじん切りを加え
茹であがったパスタ投入
さっとひと混ぜする
生パスタに近い状態なので炒めたり煮込んだりはしてはならぬ!
盛り付けて「浅葱とウコギのオリーブソーススパゲティ」の完成
浅葱の優しい甘さとウコギのクセが相まって生パスタもどきと相性が申し分ない。
乾麺をそのまま茹でたものより、もちもち感がかなり感じられて、浅葱のソースとの馴染みも良い。
そして何より便利なのが、茹で時間が短くて済むところじゃ、此度は2分で試みたがまったく問題なかった。
パスタを水に浸す時間は1時間でも1日でもあまり変化はないようじゃぞ、茹で時間はあくまでも2~3分程度。
生パスタ(っぽいの)が食べたい、茹で時間を短縮したい方は一度お試し下され。
ちなみに乾麺のうどんや蕎麦でも同じ手法が使えますぞ。
特に蕎麦においては、粉っぽさが無くなって、つるつるの食感にかわり「これ生そば?」と勘違いしてしまう程劇的に変わる。
まさに奇跡!
ただし、蕎麦の場合は水に浸す時間は5分程度じゃ、余り長くひたすと逆効果なので御注意を。
あとは乾麺(製品)の説明通りの時間茹でればよい。
其れ出羽
本日は此処迄!
さらばじゃっ!!